スチームクリーナーを3か月以上かけて真剣に比較してから購入した結果、やっぱり私が選んだ機種が一番優れているという結論になったので、その話をします。
まず、多くの人がスチームクリーナーに対して抱いているイメージ、
どんな汚れも高温の水だけで落ち、新品の状態がよみがえる
CMや店頭販売で宣伝しているあのイメージですが、残念ながら、
/
それ、幻想です!
\
私もスチームクリーナーを買う前は、「本当に落ちるのか?」と少し疑いつつも、
「CMのように、あんな汚れもこんな汚れも簡単に落ちて、新品同様になるのかな」
という期待もちょっぴりありました。
そして、購入後、予想通り打ち砕かれることに。
確かに落ちるけれど新品のようにはならないし、そこそこ時間がかかるのです。
スチームをかけた瞬間にスルスルと落ちた汚れもあるけれど、やっぱり水の力だけでは、
- どんなに熱くても、
- どんなに勢いがあっても、
限界がありました。
では、スチームクリーナーなんて買わなければよかったのか。
一瞬、そんな気持ちが頭をよぎりましたが、すぐにそれも間違いだと気づきました。
スチームクリーナーで掃除をして、めちゃくちゃ満足した場所があったのです。
まずは、そのめちゃくちゃ満足した場所の話からしていきますね。
「私が購入した機種と他のスチームクリーナーをめちゃくちゃ真剣に比較した話」についても書くので、「すぐに比較が見たい」という人は、以下からジャンプしてください。
↓ ↓ ↓
スチームクリーナーは、床掃除の満足度が最強
スチームクリーナーで掃除して、めちゃくちゃ満足した場所。
それは、カーペットとフロアシート(CF)、フロアタイルの床、そして畳、おもに「床」です。
どれだけきれいになったかは、この汚れたパッドを見てもらえれば一目瞭然。
↑ ↑ ↑
カーペットとフロアシート、フロアタイル、畳を掃除した後のパッドです!
1か所ずつお話していきますね。
スチームクリーナー×カーペット
スチームクリーナーをかけて、もっとも感動した場所はこのカーペットです。
我が家のカーペットは、リフォームで張り替えてから既に15年くらい経っている古いもの。
人がよく通る場所はカーペットがすり減り、カーペットの毛足が寝て、へたってしまっています。
経年劣化はしているものの、普段の掃除は掃除機で行い、何かをこぼしてしまったときはその部分を濡れた雑巾で拭いたりしているので、とくに不快だとかベタベタするとかは感じていませんでした。
そのカーペットをスチームクリーナーで掃除したところ…
/
なにこのカーペット、
めちゃくちゃ気持ちいい!
\
久しく味わっていなかった、サラサラ、スベスベ感が復活。
スチームクリーナーをかけてサラサラスベスベの床になって初めて、今までの床がベタベタ、ジメジメしていたことに気づいたのです。
カーペットのすり減ってしまった部分は戻りませんが、スチームで毛足が起きた分、ふわふわ感も少し戻っています。
BEFORE
↓ ↓ ↓
AFTER
毛足が立ち上がったのが、わかりますか?
写真だとイマイチこの気持ちよさ、足ざわりのサラスベ感が伝わりにくいですが、家族全員、大歓喜でした!!
すっかり、サラスベカーペットにやみつきとなり、今では定期的にスチームクリーナーで掃除をしています。
スチームクリーナー×フロアシート(CF)・フロアタイル
スチームクリーナーは、フロアシート(CF)やフロアタイルなどの、ビニール系の床にも、最強に力を発揮します。
初めにスチームを出し過ぎてしまったので、パッドがビチョビチョになってしまい、ちょっと濡れすぎてしまいました。
気を取り直して、パッドを取り替えて、掃除した後がこちら。
ほどよいスチームで、ちゃんと拭きあがりました。
そして、クイックルの水拭きとはまた1段階違う、サラサラ、ツルツル感が!
私は基本的に家ではスリッパを履かず、素足で歩くので、このサラサラな床の感触を1度味わってしまってからは、少しでも床がベタつくと嫌悪感を覚えるようになってしまいました。
スチームクリーナー×畳
これまで、我が家の畳は、掃除機でほこりを吸い取るか、硬く絞った雑巾で拭くかの2通りしか選択肢がありませんでした。
素足で歩くので、汗をかく時期や梅雨時には、ベタつきが気になったりもしましたが、雑巾で拭くのも面倒で、ついつい掃除を後回しにしてしまう場所が和室です。
そんな和室の畳をスチームクリーナーで掃除してみたら……、
黒っぽい汚れがかなり落ちました。
BEFORE
↓ ↓ ↓
AFTER
もちろん、素足での足ざわりも、サラサラが復活していて、本当に快適です。
スチームクリーナー×フローリングについて
ここまで記事を読んできて、
「あれ?フローリングのことを書いていないな」
と思った人もいますよね。
我が家にもフローリングの部屋があり、スチームクリーナーで掃除をすることもあるのですが、カーペットやフロアシートなどとは、ちょっと掃除のしかたを変えています。
私はリフォーム設計を本業としていて、建築材料について詳しいので、ちょっとだけフローリングについて説明させてください。
フローリングには以下4種類があります。
- 無垢フローリング
- 挽き板フローリング
- 突き板フローリング
- シートフローリング
それぞれ、スチームクリーナーで掃除するときの注意点が異なるので、1つずつ説明します。
無垢フローリング
無垢フローリングは、下図のように材料の断面すべてが銘木でできています。
出典:朝日ウッドテック
見た目が美しく、足ざわりがよいのが特徴ですが、寸法が安定しにくいというデメリットがあります。
湿気の多い夏に膨張し、乾燥する冬に縮むのです。
そんな寸法が安定しにくい無垢フローリングに、スチームクリーナーをかけるとどうなるか。
膨張するだけならいいですが、反ったり、ツヤをなくしたりすることも。
とはいえ、寸法安定性や表面の強さは、無垢板の材料によってかなりバラつきがあり、普通にスチームクリーナーをかけても大丈夫なケースが多々あります。
実際、リフォームの施主数名からは、
という声も。
ですので、まずは目立たない部分で試し、それからスチームクリーナーを使うかどうかを決めると安心です。
挽き板フローリング
挽き板フローリングは、下図のように表面の2~3mm程度が銘木、その下は合板で構成されています。
出典:朝日ウッドテック
無垢フローリングよりは膨張したり反ったりにくいですが、樹種によって、表面のツヤがなくなることはありえます。
ですので、挽き板フローリングも、目立たない部分で試してから、スチームクリーナーを使うかどうか決めましょう。
突き板フローリング
我が家のフローリングは、この突き板フローリング。
突き板フローリングは、下図のように表面の0.3㎜程度が銘木、その下は合板で構成されています。
出典:朝日ウッドテック
合板は薄い単板が重ねられ、接着剤でくっつけられたもの。
築年数の古い家をリフォームで解体すると、接着力が弱まり、1枚ずつの単板に分かれてしまう「肌分かれ」という状態になっている合板をわりとよく見かけます。
とくにその肌分かれを起こしやすいのは、床下がジメジメしている家。
脱衣室とお風呂の堺あたりの床でも、合板が肌分かれ、または腐食してフカフカしているケースがよくあります。
合板は湿気に弱いのです。
ですので、頻繁にスチームクリーナーで湿気を与えると、やっぱりよくないと私は考えています。
とはいえ、やっぱり表面は汚れてくるので、我が家では、以下のようにスチームクリーナーを使用。
- 月に1度だけ
- スチームマジックはスプレーせず、タンク内に入れたものだけ
- 他のところ以上にサッと拭く
※スチームマジックについては、後述します。
あんまり長く1か所に蒸気をあてたり、何度も往復すると床が濡れてくるので、そうならないように、サッと通り過ぎるくらいにしています。
それと、注意があります。
表面にワックスを施工している場合、スチームクリーナーは使えません。
ワックスが溶けてまだらになってしまいます。
突き板フローリングの場合も、まずは目立たない場所で試してから、スチームクリーナーを使うかどうかを決めてくださいね。
我が家の突き板フローリングを掃除したときの画像。
往復せず、サッと拭いているので、濡れ方も少なく、あっという間に乾きます。
BEFORE
↓ ↓ ↓
AFTER
サッと拭いただけなのに、ピカピカになりました。
シートフローリング
シートフローリングは、下図のように表面にプリントされたシート、その下は合板で構成されています。
出典:朝日ウッドテック
突き板フローリング同様、合板がメインの床材なので、接着剤への影響を最小限にしたいところ。
シートフローリングにスチームクリーナーをかけたい場合でも、以下がおすすめです。
- 目立たないところで試してから
- 他のところ以上にサッと拭く
スチームクリーナーはボイラータイプでないと効果半減
次は、スチームクリーナーの加熱方式について、お話します。
スチームクリーナーの加熱方式は2種類。
- ボイラー式
- パネル式
違いは色々ありますが、大きな違いは蒸気の温度と噴出の勢い。
ボイラー式:圧力をかけることで水を100℃以上にする
↓ ↓ ↓
吐出温度は100℃以上・吐き出し圧力が強い
パネル式:圧力をかけずにパネルで100℃のお湯を沸かす
↓ ↓ ↓
吐出温度は100℃以下・吐き出し圧力が弱い
たとえるならこんな感じ。
スチームクリーナーは、高温の蒸気と吐き出し圧力によって、汚れを落とす掃除アイテム。
100℃以上の蒸気だから、あっという間に蒸発して、ビチョビチョになりにくいという特徴を持っています。
それなのに、蒸気温度が低くて、吐きだす勢いも弱いパネル式のスチームクリーナーを使うとどうなるか。
蒸発しないでビチョビチョになってしまいます。
いくらボイラー式よりパネル式の方が待ち時間が短いといっても、低い温度のスチームではスチームクリーナーを使う意味がありません。
私がスチームクリーナーで床を掃除する際、少しでも長く蒸気をあてすぎると、すぐに床が湿ってしまいます。
ボイラー式のスチームクリーナーでさえそうなのだから、もっと温度の低い蒸気が出るパネル式のスチームクリーナーだったら、普通に掃除するだけでビチョビチョになってしまう気しかしません。
実際、パネル式のスチームクリーナーには、そんな内容の口コミが散見されます。
星は一つでも上げたくない、酷い品物です。
蒸気がフワフワでるだけです。
会社に電話して、取りにきてもらいました。
欠陥品ではない、正常です、直す必要なし、という返答で、送り返してきました。
再度、使用してみましたが、ほんのり床が濡れるだけでした。
勢いよく蒸気は出ますが、水でベタベタになります。以前は他のメーカーを使っていましたが、壊れたら元に戻ります。
出典:アマゾン
私が購入したスチームクリーナー、スチームファーストDXの加熱方式は、ボイラー式。
スチームファーストDXはボイラーの中で136℃まで水を沸かし、吐き出す時点で100℃になるよう設計されています。
だから、ばっちり高温の蒸気が、パワフルにモクモクと出るのです。
床掃除でも、掃除した箇所は蒸気で濡れるのですが、高温なので、あっという間に乾いてしまいます。
スチームクリーナーの魅力は、まさにここ。
- 高温の蒸気で掃除して、サッと乾く
- 高温の蒸気で除菌しながら掃除できる
スチームクリーナーのよいところを最大限味わうためにも、ボイラー式の機種をおすすめします。
床掃除にはキャニスタータイプしか考えられない
次は、スチームクリーナーの形状について、考えていきます。
スチームクリーナーの形状は、3種類。
- キャニスタータイプ
- ハンディタイプ
- スティックタイプ
簡単に違いを説明します。
キャニスタータイプ
キャニスタータイプは、掃除機のような形状のスチームクリーナー。
主力メーカーはこのあたり。
ケルヒャー SC3 EasyFix
アイリスオーヤマ STM-410E
MLMLANT MLA-SC541
スチームファーストDX
キャニスタータイプのメリットとデメリットを見ていきます。
キャニスタータイプのメリット
タンクが大きく、長時間連続使用できる
各社の機種で、もっとも長時間連続使用できるもので比較してみます。
- ケルヒャー SC4 連続使用可
- MLMLANT MLA-SC541 60分
- スチームファーストDX 45分
- アイリスオーヤマ STM-410E 30分
どれも、けっこう長く使用できます。
パワフルで高温の蒸気を噴霧できる
上記4つの機種すべてが、ボイラーで100度以上にして、吐出温度も100度以上。
全体の重量はあるが、使用する時には本体がキャスターで転がるので重さを感じない
これ、キャニスタータイプ、最高のメリット!
どの形状よりも重量があるけれど、使う時にはどの形状よりも軽々使えます。
キャニスタータイプのデメリット
製品サイズが大きいので、収納場所が必要
抱えてみると、けっこう大きいです。
届いたときの段ボールに入れて、押入れにしまっています。
蒸気が出るまでに時間がかかる
各社の機種で最も時間がかからないもので比較してみます。
- ケルヒャー SC3 35秒!
- MLMLANT MLA-SC541 3~5分
- スチームファーストDX 7分
- アイリスオーヤマ STM-410E 8分
ケルヒャーのSC3は別格に早いですが、ケルヒャーの別機種や、その他メーカーのキャニスタータイプのスチームクリーナーは、蒸気が出るまで数分かかります。
私はその待ち時間の間に、家具をどかす作業をしているので、「蒸気が出るの遅い」とイライラしたことはありません。
ハンディタイプ
ハンディタイプは、片手で持つポット型のスチームクリーナー。
主力メーカーはこのあたり。
ケルヒャー SC1
MLMLANT MLA-SC112
スチームファースト ミニ
ハンディタイプのメリットとデメリットを見ていきます。
ハンディタイプのメリット
製品サイズが小さいので、気軽に使える
上の画像通り、かなり小さいので、思い立った時にすぐ使えます。
蒸気が出るまでの時間が短い
主力機種を比較してみます。
- ケルヒャー 3分
- スチームファースト ミニ 3分
- MLMLANT 3~5分
けっこう短いです!
ハンディタイプのデメリット
タンクが小さく、連続使用時間が短い
主力機種を比較してみます。
- MLMLANT MLA-SC112 350ml 30分
- スチームファースト ミニ 180ml 8分
- ケルヒャー SC1 200ml 6分
先にも書いた通り、スチームクリーナーはCMのように汚れがあっという間に取れるというものではありません。
蒸気をあてながらナイロンブラシでこすったりして落とすので、6分とか8分で掃除できる場所は、意外に少ないですよ。
ましてや、私がイチオシしている床の掃除は、6分や8分では、ほんの一部しかできません。
それでもいいですが、水の継ぎ足しはボイラー内の温度が下がるまで待ち、さらに水を入れてから蒸気になるまでにまた時間がかかります。
6分とか8分ごとにそんな面倒くさいことするの……私には無理です。
全体の重量は小さいが、使用する時には本体を持たなければならないので、つらい
このデメリットこそが、私がハンディタイプをおすすめしない理由の最たるもの。
たとえば、ケルヒャーのSC1は、本体重量が1.6Kg。
それに、水の重量200ml=0.2Kgを足すと1.8Kgです。
本体をカウンターの上などに置いて掃除できる場所は全く問題ありません。
でも、キッチンの扉とか電子レンジとか、延長ホースを使っても届かない場所を掃除するときは、本体を持たなければなりません。
1.8Kgのものを常に片手で持って掃除……、拷問ですか?
さらに、ハンディタイプの機種には、どのメーカーのスチームクリーナーにもスイッチロック機能がありません。
↑スチームファーストのスイッチロック。
スイッチロックがないとどうなると思いますか?
スチームを出している間、ずっと、スイッチを押し続けなければなりません!
1.8Kgの本体を持ちつつ、スイッチを押し続ける……、もはや筋トレです
(-_-)
スティックタイプ
スティックタイプは、床掃除に特化したスチームクリーナー。
主力メーカーはこのあたり。
シャーク スチームモップ
SteamGo モップタイプ
アイリスオーヤマ STP-202W
スティックタイプのメリットデメリットを見ていきます。
スティックタイプのメリット
製品サイズが小さいので、気軽に使える
ハンディタイプ同様、スティックタイプのスチームクリーナーもコンパクトなので、思い立った時にすぐ使えます。
蒸気が出るまでの時間が短い
主力機種で比較してみます。
- Steam Go モップタイプ 20秒
- シャーク スチームモップ 30秒
- アイリスオーヤマ STP-202W 30秒
どれもあっという間です!
スティックタイプのデメリット
スティックタイプはパネル式の機種がほとんど
先にお話した通り、スチームクリーナーを使うなら、ボイラー式のものを選ばなければ、その魅力は半減してしまいます。
でも、スティックタイプのスチームクリーナーは、SteamGoがボイラー式ですが、他はパネル式のものばかりです。
タンクが小さく、連続使用時間が短い
主力機種を比較してみます。
- アイリスオーヤマ STP-202W 20分
- Steam Go モップタイプ 12~17分
- シャーク スチームモップ 非公開
シャークの連続使用時間がわかりませんが、タンク容量が380mlなので、20~30分くらいかなという感じです。
家じゅうの床を掃除するには、少し足りないように思います。
全体の重量は小さいが、使用する時には本体の重さがつらい
スチームクリーナーは蒸気を含む布で床をこするため、掃除機と比較して摩擦が大きいです。
実際、私がスチームクリーナーで床を掃除するときに思ったのは、
ということ。
けっこう力を入れないと、クリーナーが床の上を滑って行かないのです。
ただでさえ力がいるのに、ハンディタイプの場合は本体の重さ+タンクの水の重量が加算。
たとえば、アイリスオーヤマのハンディタイプのスチームクリーナーSTM-303の場合、
- 本体1.8Kg+タンクの水300ml=0.3Kg
- 合計2.1Kg
のスチームクリーナー荷重を負担しながら、摩擦抵抗のある床を掃除することになります。
カーペットはフローリングよりも摩擦が強いので、さらに疲れると思います。
ほとんど本体の重さを感じないキャニスタータイプのスチームクリーナーでも、非力な私は少し疲労しましたから(笑)
結局、どの形状のスチームクリーナーを選べばいいの?
ここまでにわかりやすく比較してきたので、もうお分かりかと思いますが、選ぶべきスチームクリーナーの形状は、「キャニスタータイプ」一択です。
スチームクリーナーで掃除をして、もっとも満足度の高い場所は「床」。
もちろん、床以外の場所も掃除をしてみました。
ガスコンロ
洗面台
ですので、スチームクリーナーを買おうという人は、まず床掃除をメインで考えるべき。
では、床を掃除するのに適した、スチームクリーナーの形状はどれか。
- 使用時にもっとも重さを感じない
- タンク容量が大きく、長時間の連続使用ができる
- パワフルなボイラー式
この条件をすべてそろえたキャニスタータイプしかありえません。
確かに、スティックタイプは床用のスチームクリーナーとして、発売されています。
でも、スティックタイプにはボイラー式の機種が少なく、唯一のボイラー式スティックタイプである、SteamGoもタンクの容量は220mlと450ml。
普通に1000mlとか1500mlのタンクを持つキャニスタータイプと比べると、だいぶ物足りないのです。
そして、使用時には、本体の重さ+タンクの水の重さがかかります。
SteamGoの本体1.8Kgに、タンクの水220ml=0.22Kgと450ml=0.45Kg
それぞれ、2.02Kgと2.25Kg。
先にも書きましたが、そもそもスチームクリーナーは普通の掃除機よりも摩擦が大きく、掃除をするのに力が要ります。
それにプラスして本体の重さまで支えるのは、つらいですよ。
キャニスタータイプのスチームクリーナーを徹底比較
ここまでに、スチームクリーナーは以下のものを選ぶべきだとお話してきました。
- ボイラー式
- キャニスタータイプ
この条件を備えた主力ブランドは以下4つ。
- ケルヒャー
- アイリスオーヤマ
- MLMLANT
- スチームファーストDX
ケルヒャー SC4EasyFix
アイリスオーヤマ STM-410E
MLMLANT MLA-SC541
これらを、スチームクリーナーを使う上で、満足度に直結する重要な項目で比較していきます。
まずは、その「満足度に直結する重要な項目」について、お話していきますね。
満足度に直結する重要な項目とは以下4つ。
- スチームロック機能
- カルキ対策
- 落ちない!対策
- 価格
1つずつ解説していきます。
スチームロック機能
スチームロック機能とは、スチームを出したままの状態でロックする機能のこと。
先ほど、ハンディタイプのところでも説明していますね。
私の持っているスチームファーストDXだとコレ↓
このスチームロック機能がないと、どうなるか↓
スチームを出している間じゅう、レバーとかスイッチを押し続けなければならないのでしたね。
先にもお話した通り、スチームクリーナーでの床掃除は掃除機より摩擦力が強いので、力が要ります。
それにプラスしてスイッチを押し続けるのは、地味に苦痛です!
スイッチロック機能の有無
ケルヒャー | ○ |
アイリスオーヤマ | ✕ |
MLMLANT | ○ |
スチームファーストDX | ○ |
アイリスオーヤマ以外は、スイッチロック機能があります。
カルキ対策
スチームクリーナーの故障原因でもっとも多いのが、このカルキ。
ポットの底に白くこびりつくアレです。
水が蒸気に変わるときにカルキが出やすいので、スチームクリーナーにはカルキがめちゃくちゃたまりやすいのです。
そのカルキを放置するとどうなるか。
蒸気の通り道がカルキでふさがってしまい、出られなくなった蒸気が本体を圧迫し、故障につながります。
ですので、スチームクリーナーはカルキ対策をしないと、長く使い続けることができないのです。
各社のカルキ対策を見ていきましょう。
ケルヒャーSC3 スケール除去カートリッジ
ケルヒャーのスチームクリーナーの中で、SC3だけはスケール除去カートリッジが使えます。
お値段もそれほど高くなく、1週間に1度の使用で約1年持つというから、なかなかの優れもの。
これなら、給水口に浄水器をつけるようなものなので、カルキの発生を入口でストップできる!
すごい、さすがケルヒャー。
なんでSC3だけなんだろう……?
ケルヒャーSC3以外 ボイラー洗浄剤×タンク内のみ
ケルヒャーのカルキ対策は、ケルヒャーが販売するボイラー洗浄剤をタンクに入れ、8時間置いた後に、2~3回すすいで、タンク内の水を捨てるというもの。
タンク内に入れた水はそのまま捨て、蒸気として噴出することはできません。
ですので、タンク内のカルキは除去できますが、ホースの中や、カルキがつまりやすいヘッドや蒸気口のカルキは除去できません。
アイリスオーヤマ 市販のクエン酸×タンク内のみ
アイリスオーヤマは特に洗浄剤を用意していませんが、市販のクエン酸を使用するよう説明書に書かれています。
市販のクエン酸をケルヒャー同様、8時間放置。その後2~3回すすいで、水を捨てます。
ですので、やっぱり、タンク内のカルキは除去できても、他の部分のカルキは除去できません。
でも、アイリスオーヤマには、もう1つカルキ対策があります。
それが、これ。
蒸気口のカルキを除去するピンです。
……うーん、けっこう原始的。
蒸気口の先っぽのカルキは取れるかもしれませんが、もっと奥の方やホースの中は取れないですよね。
MLMLANT 情報なし
MLMLANTもアマゾンで人気があるので調べてみましたが、カルキ対策の情報は見つかりませんでした。
ホームページもチェックしてみたのですが、日本語がちょっと変で、中国の臭いがしますね……
スチームファーストDX カルキ除去パウダー×蒸気として噴射
さて、私がスチームファーストを選んだ決めての1つである、カルキ対策についてお話します。
スチームファーストのカルキ対策は、カルキ除去パウダーを使います。
ちょっと小さいので、「え?これだけしか付属していないの?」と思いましたが、これで9回分です。
カルキ対策は毎回必要なわけでなく、3ヵ月に1度くらいでいいので、けっこう持ちますね。
もちろん、なくなったら追加で注文することもできますよ。
このカルキパウダーを小さじ1杯入れた水をタンクに入れ、それをスチームとして噴出することができます。
タンクの中はもちろん、ホースの中、ヘッドの噴出口、蒸気の通り道すべてのカルキを除去してくれるのがうれしい。
それだけも十分すごいことなのですが、なんと、その蒸気で掃除ができます!
どこを掃除するかというと、カルキ除去効果がある水なので、水垢で白くなったお風呂の鏡や蛇口など。
スチームクリーナーだけでは絶対落ちないものの1つ、カルキ汚れが、カルキ対策と共に克服できてしまいます。
落ちない!対策
スチームクリーナーは「水だけで汚れを落とす」をウリにしているお掃除用具ですが、先にもお話した通り、どんな汚れも夢のようにスルスルと水だけで落ちるわけではありません。
というより、ほとんどの汚れは蒸気だけで落とそうとすると、それなりに時間がかかるし、思ったよりはきれいに落ちません。
そこで、スチームクリーナー用の洗剤が必要になるのです。
そうですよね。
私も最初はそう思っていました。
でもね、落ちないんです。
よく考えたら当たり前なのですが、油は水をはじきます。
いくら高温でも水は水。
油汚れを水で落とすのは、難しいです。
もちろん、油汚れでも、常温の水で掃除するよりは、高温の蒸気で掃除した方が落ちます。
でも、めちゃくちゃ時間と根気が要ります。
と張り切っていた私ですが、即効で心が折れました。
そこで、必殺!スチームファーストが開発した、スチームマジックを使うことに。
使ってみた結果、「スチームマジックなら許容範囲」と今では思っています。
なぜ、許容範囲かと言うと、
すすぎがいらない
安全成分で、口に入れてもOK
そして、なにより、汚れ落ちが全然違います。
このスチームマジック、かなり力をいれて開発したようで、よい口コミがかなりありました。
エアコン掃除の為に購入
以前にも、換気扇やガスレンジ掃除でとてもよく落ち、肌にも優しいので気に入ってます!
今回説明書の中に衣類の染みとりにも使えると…さっそく、使ってみたのですが、ニット素材の物にも使えてとても良かったです
洗剤付けて歯ブラシで、叩いて、洗濯機に
色んなものに使えて、値段も高く感じますが、20倍希釈とかなのでお安いかと
適度に希釈して汚れていた床に噴霧し待つこと数分。
布で拭いてみたらかなり汚れが落ちていてびっくり。
良いですよこれ。
正直、スチームマジックを使わずにスチームクリーナーを使っても、汚れ落ちには絶対に満足できないはず。
スチームマジックは水で希釈して使うので、掃除場所によって濃度を変えて使います。
私は、フローリング以外の床を掃除するときは20倍希釈、フローリングはタンク内に入れたスチームマジックのみでスプレーはなし、床以外は5倍希釈にして使っていますよ。
このスチームマジックですが、スチームファーストDXだけでなく、他社のスチームクリーナーでも使うことが可能。
でも、スチームファーストDXなら、タンクの中にスチームマジックを入れることもできてしまいます。
私は、タンク内にスチームマジックを入れた上、さらに、掃除場所にスプレーして掃除していますよ!
やっぱり気になるのは価格
ここまでに、キャニスタータイプのスチームクリーナーを機能的な面で比較してきましたが、やっぱり価格も気になりますよね。
一覧にまとめます。
ケルヒャー | |
SC4 EasyFixプレミアム | 59,180円 |
SC4 EasyFix | 50,380円 |
SC3 EasyFixプレミアム | 38,280円 |
SC3 EasyFix | 33,880円 |
SC2 EasyFixプレミアム | 31,680円 |
SC2 EasyFix | 25,080円 |
アイリスオーヤマ STM-410E | 12,480円 |
MLMANT MLA-SC541 | 13,480円 |
スチームファーストDX | 39,900円 |
結論!やっぱりスチームファーストDXが最強
キャニスタータイプのスチームクリーナーを比較してきた内容を一覧にしてみます。
ケルヒャー | アイリスオーヤマ | MLMLANT | スチームファーストDX | |
スチームロック | ○ | ✕ | ○ | ○ |
カルキ対策 | ○/△ | △ | ? | ○ |
落ちない対策 | ✕ | ✕ | ✕ | ○ |
価格 | 59,180~25,080円 | 12,480円 | 13,480円 | 39,900円 |
表は横にスクロールできます。
機能的には、やっぱり、スチームファーストDXが最強。
でも、お値段がちょっとお高めです。
スチームファーストDXは、39,900円なので、比較した機種の中では高い機種に属します。
それでも私がスチームファーストを選んだ流れとしては、
スチームロックがない時点で、アイリスオーヤマは却下
↓ ↓ ↓
MLMLANTはホームページから漂う中国感で却下
↓ ↓ ↓
カルキ対策で、ケルヒャーのSC3以外の機種を却下
↓ ↓ ↓
ケルヒャーSC3プレミアム(38,280円)とスチームファーストDX(39,900円)で最後まで迷い……
お値段もたいしてかわらないから、さらに迷い……
- タンク内にスチームマジックが入れられる
↓ ↓ ↓
これで、スチームファーストDXに決めました。
実際に使っている今でも、よい買い物をしたなと満足していますよ!
スチームファーストDXを、超ズボラ女がどう活用しているか
スチームファーストDXを購入した私ですが、実はそれほど頻繁に活用しているわけではありません。
なぜかというと、スチームクリーナーは、手間がかかるから。
- 押入れからスチームクリーナーを出す
- 水とスチームマジックをタンクに入れる
- 7分待つ
- 掃除する
- 片づける
書いてみると、え?そんなことが面倒くさいの?と言われそうですが、私にとってはちょっとした一大イベントなんですよね。
なので、スチームクリーナーを使っての掃除は、月に1度程度にしています。
スチームクリーナーの掃除は大変な分、その効果は長持ちします。
普段の掃除はもちろん、もっとこまめにしますが、スチームクリーナーを使っての掃除は月に1度がズボラな私には精一杯です。
掃除のしかたとしては、満足度の高い床がメイン。
カーペット、畳、フロアシート、フロアタイルを掃除し、サラッとフローリング部分を掃除。
そして、余った時間で、そのときに気になっている場所、コンロや電子レンジ、キッチンのシンクや扉などを掃除します。
ちなみに、キッチンの扉は、気持ちよく汚れが落ち、満足度大でした。
BEFORE
↓ ↓ ↓
スチーム中
↓ ↓ ↓
スチーム終了
↓ ↓ ↓
スチーム後汚れをふき取ったAFTER
かなり、爽快感がありましたよ!
私以外の人のスチームクリーナー活用法
リフォーム設計の仕事をしている私が担当するお客様にも、スチームクリーナーを使っている人が何人かいらっしゃいます。
その人たちの使い方を少しお話します。
私のお客様で、スチームクリーナーを使っている人で多いのが、以下。
- ペットを飼っている人
- 赤ちゃんが居る人
ペット×スチームクリーナー
ペットを飼っている人の悩みで多いのが、以下。
- におい
- 足あと
- 食べかす
- よだれ
- 粗相
「清潔にしたいけれど、強い洗剤を使うとペットがなめてしまうのが心配」
という人が、スチームクリーナーを採用するケースをよく見かけます。
とはいえ、ペットの粗相にいきなりスチームクリーナーはNG。
まずは、キッチンペーパーやタオルを押し当てて、尿を吸い取る。
ペーパーに黄色いシミがつかなくなるまで、しっかりと尿を吸い取ります。
その後、クエン酸など、酸性のもので、アルカリ性である尿を中和。
20倍に希釈したスチームマジックをスプレーでもOK。
そして、ぬるま湯でふきとります。
スチームクリーナーを使うのは、その後。
スチームをあてつつ、タオルやキッチンペーパーで水分をふきとるようにして、掃除していきます。
高温の蒸気を噴霧することで除菌できるし、臭いもかなり取れますよ。
赤ちゃん×スチームクリーナー
赤ちゃんが居るお宅でも、スチームクリーナーはよく採用されています。
赤ちゃんはハイハイして、その手をなめるので、床は常にきれいにしておきたいもの。
でも、あまり強い洗剤は使いたくないということで、スチームクリーナーで掃除をされています。
ズボラな私と違い、週に1度くらいのペースで使っているとのことでした。
スチームファーストDXの注文|追加が必要な付属品はこれ
スチームクリーナーについて、かなり長々と書いてきましたが、実際にスチームファーストDXを購入する時の注意点を書いておきますね。
注意ポイントは以下3つ。
- 自分にスチームクリーナーが合っているか不安な人は、レンタルや中古品も検討
- 購入は公式サイトが安心
- 最初から買っておくべき付属品
1つずつ説明していきますね。
自分にスチームクリーナーが合っているか不安な人は、レンタルや中古品も検討
ここまでに、私がスチームクリーナーをどのように活用しているかをお話してきましたが、
「自分には本当にスチームクリーナーが必要なのだろうか」
と悩む人もいるかと思います。
思い切って買ってみても、スチームファーストDXなら後悔はしないと思うのですが、やっぱり不安な人はレンタルして試してみるのもいいかと思います。
レンタルというと2~3日とか1週間程度をイメージするかと思いますが、スチームファーストDXは、1か月9,800円でレンタルできますよ。
また、中古品(2回レンタルで使用した商品)の販売もあります。
新品の39,900円より12,000円安い、27,900円で購入できます。
購入は公式ストアが安心
スチームファーストDXの新品は公式ストア、アマゾン、楽天、ヤフーショッピングなどで購入できます。
価格はどこで買っても変わらないですが、私のイチオシは公式ストア。
公式ストアがおすすめな理由は2つあります。
1つ目の理由は、スチームファースト.comから届くメールが保証書替わりとなり、管理がしやすいこと。
スチームファーストは保証書を発行していないので、カード明細が保証書になります。
でも、公式ストアで買えば、その注文確認メールが保証書替わりとして使えますよ!
万が一、不具合が出た時にも、カード明細を数か月分探したりせず、メールを転送するだけで済むのは気がラクです。
もう1つの理由は、同じくスチームファースト.comから、「ナイショで教えちゃいます」というメルマガが届くこと。
「実は、スチームマジックはスチームクリーナーだけでなく、食器洗いにも使える」
など、地味に役立つ情報を教えてくれるメルマガです。
スチームクリーナーは使い方にコツがあるので、そのコツを教えてくれるメルマガは、かなり役立っています。
そんなに頻繁にくるわけではないですが、けっこう真剣に読んでしまうメルマガです。
最初から買っておくべき付属品
スチームファーストDXは付属品の多さも魅力です。
本体
ジェットノズル
ナイロンブラシ×2個
マイクロファイバーパッド×2枚
金属ブラシ
三角ノズル
ハードスポンジ
ソフトスポンジ
モップヘッド
延長スティック
窓用ノズル
カルキ除去パウダー
スチームマジック100cc
スプレーボトルもついてきました。
エアコンお掃除キット
給水カップとジョウゴ
全16種類です。
もちろん、これだけでも十分使えるのですが、すぐに追加で必要になるので最初から一緒に買っておいた方がいい付属品があります。
それは以下2つ。
- ナイロンブラシセット
- スチームマジック480mlボトル付
1つずつ説明します。
ナイロンブラシセット
スチームファーストDXを新品購入、または、中古購入すると、ナイロンブラシが2個ついてきます。
レンタルの場合は1個ついてきます。
私もそう思いました。
でも、まさかこんなにナイロンブラシをたくさん使うとは思っていなかったし、意外に劣化が早いのも誤算でした。
そもそも、スチームクリーナーは基本的にスチームをあてるだけで掃除をするもので、ブラシなどはあくまで補助的に使うものだと思っていました。
ですが、スチームをあてるだけだと、汚れは落ちません。
洗面台も、キッチンのステンレスカウンターも、シンクもコンロも、グリルも、キッチンの扉も、みんなナイロンブラシでこすらないとダメでした。
そして、このナイロンブラシ、思ったより劣化が早いです。
洗面台とキッチンのステンレスカウンター、シンクを掃除した後のナイロンブラシを、新品のナイロンブラシと比較した写真を見てください。
↓ ↓ ↓
私が力を入れ過ぎたというのもありますが、けっこうあっという間にナイロンの毛が寝てしまいます。
毛が寝てしまってもさらに使い続けましたが、このあたりが限界。
↓ ↓ ↓
ここまでで、洗面台、ステンレスカウンター、シンク、コンロ、電子レンジ、グリルを掃除しました。
日数で言うと、2日間で1つのナイロンブラシをダメにしています。
ナイロンブラシは、極限まで使って2日でダメになる消耗品なので、2個だけしかないと絶対にすぐ追加が必要になります。
実際、私もスチームファーストDXを使った初日に追加注文を入れました。
レンタルの人は1つしかついてこないので、もう絶対に足りません。
1か月間という制限があるなかで、心おきなくスチームクリーナーを使うためにも、最初からナイロンブラシを追加で買っておきましょう。
※リンク先をずーっと下にスクロールしていくと、付属品紹介の下に、購入ボタンのある付属品一覧が出てきます。
スチームマジック480mlボトル付
スチームクリーナーを使うなら、絶対にスチームマジックがないと、汚れ落ちに満足できないという話を先にしました。
スチームマジックはそれほど重要なアイテムですが……
そう、高いのです。
480mlで4,980円は高い!と思いますよね。
でも、スチームマジックは希釈して使うので、普通の洗剤よりずっとたくさん使えますよ!
掃除箇所によって希釈倍率は5倍~200倍と変わりますが、10倍で計算してみると……
480ml×10=4,800ml
たとえば、我が家にあったバスマジックリンは380ml。
300円くらいだったと思います。
4,800ml/380ml=バスマジックリン12.6本分
300円×12.6本分=3,780円
スチームマジックは送料込み+スプレーボトル付で4,980円なので、市販の洗剤とくらべてめちゃくちゃ高いというわけではないことがわかります。
このスチームマジックも最初の付属品としてついてきますが、100ccのみ。
しかも、袋に入っています。
先にお話した通り、スチームマジックは掃除箇所によって希釈の倍率が異なります。
私はフローリング以外の床が20倍、床以外は5倍希釈で掃除をするため、ボトルが2つ必要。
でも、付属品のボトルは1つ。
そして、袋に入った100ccのスチームマジックを5倍希釈すると、500cc。
スプレーボトルに入り切りません。
袋入りのスチームマジックは、封を切ってしまうと保存もできず、とても困るはず。
と思い、最初からスプレーボトル付のスチームマジックを購入したところ、大正解!
問題なく5倍と20倍の希釈スプレーを作ることができました。
スチームマジックは、スチームクリーナーを使うときは必ず使いますし、普段の掃除、まな板や冷蔵庫、電子レンジなどをスチームクリーナーなしで掃除するときにも使えるので、多くあっても無駄にはなりません。
新品の人も、中古の人も、レンタルの人も、100cc+ボトル1つでは絶対に足りないので、追加で購入しておくことをおすすめします。
スチームクリーナー比較まとめ
スチームクリーナーをいろいろな角度から比較し、選ぶべき機種はスチームファーストDX一択だという結論になりました。
CMのようにスチームだけでスルリと汚れが落ちるわけではありませんが、スチームファーストDXで掃除したカーペットや畳、フロアシート、フローリングなど、床の気持ちよさは、他の掃除方法とは別格です。
サラッサラの足ざわりをあなたも味わってみませんか?
スリッパを履かず、素足で歩きたくなる床になります。